ジェルネイルは初心者には難しくて、手が出しにくいイメージですよね。
- ネイルの工程も難しいけど、道具も何を買ったら良いかわからない
- サロンでやってもらった方が綺麗だし時間もかからない
始めたばかりの時は難しいというだけでなく、購入の段階でつまづく方も多いのではないでしょうか。

とりあえず高い金額を払ってスターターセットを買ったけど、面倒になってやらなくなってしまった…
私もそんなふうに悩み、とりあえず1万円ぐらいのジェルネイルキットを購入しましたが、結局使わなくなってしまった経験があります。
こんな失敗をなくすために、初心者の方におすすめしたいのが「ワンステップジェル」と「ジェルネイルシール」です。
どちらも最低限のネイル用品だけ用意すれば簡単にセルフネイルが可能なんです!
今回は、面倒くさがりさんでも簡単にできる「ワンステップジェル」と「ジェルネイルシール」について詳しく紹介していきます。



普通のジェルネイルには戻れなくなるほど誰でも簡単にできるから、セルフジェルネイルにつまづいた方や、これからジェルネイルを初める方は参考にしてみてね!
- セルフジェルネイル初心者
- セルフジェルネイルを簡単にやる方法が知りたい
- できるだけ時短ネイルがしたい
ジェルネイルが初心者には難しい理由


ジェルネイルをすると言っても、実際にどのようにやるのかイメージがつかない方もいらっしゃいますよね。
サロンでジェルネイルを受けたことがある方はなんとなく想像がつくと思いますが、爪の下処理をした後に、ベース・カラー・トップをライトで硬化しながら行っていきます。
プロがやっても2〜3時間はかかることをジェルネイル初心者がやるのですから、さらに時間がかかってしまいますよね。
ネイル前の下処理に時間がかかる
ジェルネイルは、ただジェルを塗って固めるだけでは綺麗に完成しません。
爪を綺麗な形に整えるのはもちろんなのですが、甘皮のケア・ジェルを密着させるためのサンディングなど、ネイルの持ちを良くするための作業が必要になります。
どうやってやるのか、どのくらい綺麗にしたら良いのかなど、この辺は特に初心者を悩ませますね。
オフに時間がかかる
ジェルネイルは除光液では落とすことができません。
表面を削ってからアセトン入りのリムーバーをしばらく染み込ませ、ジェルを削って落とします。
無理に剥がすと爪が痛んでしまうので、1回で落ちない場合は何度も繰り返さなくてはなりません。
そのため、慣れないうちはオフだけで何時間も経過していた…ということが起こってしまいます。



慣れないうちは、厚みがあったりパーツがたくさんついていると、オフだけで2時間ぐらい掛かってしまうことも…
ネイルが浮きやすい
丁寧な下処理ができていなかったり、ジェルが爪からはみ出したまま硬化してしまうと、ネイルが剥がれる原因になってしまいます。
サロンでやってもらったネイルは1ヶ月経っても剥がれないのに、初心者がやると1週間経たずに浮いてしまった…ということも珍しくはありません。
浮いた状態でしばらく放置しておくとグリーンネイル(爪が緑色になり菌が繁殖してしまった状態)になってしまう場合があるので、爪にしっかり密着させることが大切です。
使用する道具の量が多い
ジェルネイルで使用する道具はとにかく種類が多いので、初心者はまず何を用意したらいいのかで悩みますね。
ジェルネイルで基本的に使用するものは以下の通りです。
プレパレーションに必要 | エメリーボード ファイル プッシャー ブラシ |
ネイルを塗るのに必要 | ジェル各種(カラー、トップ、ベース) プレプライマー 筆 スパチュラ ウッドスティック ライト ワイプ |
オフに必要 | リムーバー コットン アルミ箔 ピンセット |
あると便利なもの | キューティクルニッパー キューティクルリムーバー 消毒剤 ガーゼ オイル 収納ボックス |
聞いたことのないような道具ばかりで、「これは何に使うんだ!?」というものがたくさんありますね。
実際に使用するとなるとたくさんの種類のカラージェルが欲しくなりますし、パーツやアートをするならさらに必要な道具も増えてしまいます。



買い揃えるとお金がかかるだけじゃなくて、収納場所もたくさん必要だね!
ワンステップジェルとジェルネイルシール
ここまで見ると、ジェルネイルって面倒臭い…。と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、ワンステップジェルとジェルネイルシールなら面倒な作業も道具の購入も最小限ですむので、セルフジェルネイルを諦めかけていた方も安心してください!
ワンステップジェルとジェルネイルシールの違いとは?
今回、ワンステップネイルとジェルネイルシールを一緒に紹介していますが、実は二つは全く違うものなのです。
ワンステップジェルはポリッシュ型のジェルで、筆で爪に塗ってライトで硬化させます。
一方、ジェルネイルシールはその名の通りシール型で、爪にシールを貼ってからライトで硬化させます。
簡単に比較
2つの主な特徴を簡単に比較してみましょう。
詳しい特徴は後に説明していきます。
ワンステップジェル | ジェルネイルシール | |
使用方法 | 筆で爪に塗り硬化 | シールを爪に貼り硬化 |
特徴 | 1本でベース・カラー・トップの役割 | ベース・トップ不要 アートがされた状態のジェルシール |
持ち | 1〜2週間 | 1〜2週間 |
ブランド | GelMe1 HOMEI など | ohora ジェラートファクトリー ZINIPIN など |
ワンステップジェルの特徴


ワンステップジェルは、1本でベース・カラー・トップの役割を果たすジェルのことを言います。
マニキュアのような乾かす時間のわずらわしさがなく、ジェルネイルよりも簡単にできるのが特徴です。
ワンステップジェルの使用方法


ワンステップジェルの基本的な使い方は以下の通りです。
- ジェルを爪に塗布
- ライトで硬化
- お好みで2〜3回重ねる
- 完成
ワンステップジェルのメリット
大幅に時短ができる
ワンステップジェルの最大の特徴は、ジェルを一つだけ持っていれば簡単にネイルができるというところです。
ベースやトップを別に買い集める必要もないので、収納の邪魔になりません。
サンディング不要
ジェルネイルは、サンディングと言って爪を削ってネイルを剥がれにくくする工程があるのですが、ワンステップジェルではその工程がいりません。
そのため、サンディングのしすぎで爪を痛める心配もありません。
ワンステップジェルのデメリット
ネイルの持ちが1〜2週間程度
ワンステップジェルは、ジェルネイルに比べて剥がれやすいのが特徴です。
どのメーカーでも、使用期間に関しては1〜2週間としているところが多いです。
ネイルの厚みを出しにくい
ワンステップジェルは1本でネイルを完成させるため、爪の厚みは出しにくいです。
マニキュアよりは厚みが出ますが、ジェルネイルのようなぷっくり感が欲しい方には向きません。
おすすめワンステップジェル
ワンステップジェルは様々なメーカーから販売されています。
使用方法や特徴もメーカーによって違うので用途に合わせたものを選びましょう。
GelMe1
ベース・カラー・トップの役割をこなし、ワイプも不要のワンステップジェルです。
ワンステップジェルは厚みが出ないのがデメリットですが、GelMe1は少しぷっくり感が出ます。
カラーの種類が豊富でシンプルなカラーからブラウン系、フレーク入りのものも販売されているのでワンカラーでもおしゃれなネイルを楽しめます。
オフはアセトン入りのリムーバーを使用する必要がありますが、同メーカーから出ている剥がせるベースを使用すればペリッと剥がしてオフをすることができます。
>>>GelMe1で初心者でも簡単にセルフジェルネイル!使い方とレビュー


HOMEI
HOMEIの1ウィークジェル。リムーバーいらずでペリッと剥がすことができるジェルネイルです。
剥がれやすいので持ちは1週間程度ですが、面倒なオフの手間がないので気軽にネイルを楽しむことができます。


ジェルネイルシールとは?


ジェルネイルシールは、爪に貼ってからライトで硬化すると、ジェルネイルをしたように硬くなるシールタイプのネイルです。
シールが長めに作られているのではみ出た部分を削る必要がありますが、サロンでネイルしたようなおしゃれなネイルをすることが可能です。
ジェルネイルシールの使用方法


ジェルネイルシールの基本的な使い方はこちらの通りです。
- シールを爪のサイズに合わせて選ぶ
- 爪にシールを貼る
- 爪に合わせてシールをカット
- ライトで硬化
- ファイルなどで形を整える
- 完成
ジェルネイルシールのメリット
簡単にサロン級おしゃれネイルができる
ジェルネイルシールはデザインされた状態で販売されているので、サロンでやってもらったような厚み・デザインがセルフでできるところが最大の特徴です。
メーカーによってかわいいイラストや、ニュアンスネイルも販売されているので、好みのものを選べるのも楽しみの一つですね。
必要な道具が付属されている
メーカーにもよりますが、シールだけではなく、シールを削る用のファイル・ウッドスティック・消毒用シートが付属されている場合が多いです。
硬化用ライトだけ用意すればネイルを始められるのも、ネイル初心者にやさしい点ですね。
ジェルネイルシールのデメリット
爪のサイズに合わない場合がある
ネイルシールは、決められた形のシールが入っているので、人によっては爪の形に合わないことがあります。
その場合は、端をカットするか指でシールを伸ばして使用しなくてはならないので多少の手間はかかります。
ネイルの持ちは1〜2週間程
ジェルネイルシールの持ちは1〜2週間程です。
ネイルをして1週間程すると、シールの隙間に髪が引っかかることがあるので長期の使用は向いていないでしょう。
コスパがあまり良くない
メーカーにより違いますが、ポリッシュ型とは違いシールの枚数が決まっているので、1箱での使用回数は多くても3回程度です。
ワンステップジェルより少々コスパは悪くなってしまいます。
おすすめジェルネイルシール
ジェルネイルシールは様々なメーカーから販売されています。
使用方法はほとんどのメーカーが同じです。デザインや使いやすさで選ぶと良いでしょう。
ohora
おしゃれで持ちの良いジェルネイルシールを選びたいならohoraがおすすめ!
シンプルなワンカラーからニュアンスネイル、パーツ付きのものまで種類豊富に販売されています。
パーツも安っぽく見えないので、おしゃれ女子からの評価も高いブランドです。


ジェラートファクトリー
ジェラートファクトリーは爪に貼るだけで完成するネイルシールが有名ですが、ライトで硬化するジェルネイルシールも販売されています。
持ちは1週間程ですが、安価でシンプル・おしゃれなネイルを楽しむことができます。
>>>ジェラートファクトリーのジェルネイルシール「ゼリーミックス」の使い方は?


ZINIPIN
大人っぽいデザインが豊富なZINIPIN。
他の人と被らないニュアンスネイルもたくさんあるので、おしゃれを楽しみたい女子におすすめです。


ワンステップジェルとジェルネイルシールはどちらがおすすめ?


ワンステップジェルがおすすめ
- とにかく時短ネイルがしたい
- シンプルでワンカラーのネイルが好き
- 高コスパのものが良い
ジェルネイルシールがおすすめ
- デザインにはこだわりたい
- 人と被らないネイルがしたい
- 強度のあるネイルがしたい
ワンステップネイルはとにかく早くネイルが完成します。
ネイルが浮いてしまったという場合でも、付け替えがそこまで苦になりません。
ジェルネイルシールも簡単ではあるのですが、シールを貼ってカットしたり削る作業があるため、ワンステップジェルより少々手間が掛かってしまいます。
その分、デザインにこだわっているメーカーが多く、サロンでネイルしてもらったようなクオリティのデザインネイルが可能です。
ここぞというときに使用するのも良いですね。
ワンステップジェル | ジェルネイルシール | |
---|---|---|
使用方法 | 筆で爪に塗り硬化 | シールを爪に貼り硬化 |
特徴 | 1本でベース・カラー・トップの役割をこなす | ベース・トップ不要、アートされた状態 |
持ち | 1〜2週間 | 1〜2週間 |
使用可能回数 | – | 2,3回分 |
メリット | 大幅な時短 | デザインネイルが簡単 |
デメリット | 厚みを出しにくい | 爪のサイズに合わない場合がある |
おわりに
以上が、初心者や不器用さんでも簡単にできるセルフジェルネイル2選でした。
忙しい方やネイル初心者の方でも簡単・時短でネイルができるので、ぜひ試してみてください!